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本日のお城 雪景色のブラウンフェルス城

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簡潔にお城を紹介する「本日のお城」シリーズはじまります(多忙のため)。
本日はブラウンフェルス城です。フランクフルトからローカル電車でロイン(Leun)という駅へ。そこから、徒歩で7km(!)くらい。
これは車でいくべきところだった・・・と後悔しつつも城と出会うために歩き続けます。
すると、雪景色とマッチした幻想的なお城が堂々と現れました。

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中庭の様子。

ブラウンフェルス城は、ゾルムス伯が13世紀から現在にいたるまで所有している城郭で、様々な時代の建造物が混在しています。
主塔が二つあるタイプで、新しいほうは1884年に中世風に建てられたものです。
内部では城主が狩った獲物や、コレクションした日本の陶器なども見学することができます。

ブラウンフェルス城HP

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バンベルク思い出話 その4 仕事をつくる

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バンベルクは町並み自体が世界遺産とされていますが、それは歴史情緒あふれる旧市街のことを指しています。
旧市街を一歩でると、普通のまち。でも、そこも好きでした。

観光ではなかなか訪れないような場所。ただの民家が並ぶ場所。
そういうところを徒歩でぶらぶらしてみると、そこに住む人々の息遣いを感じることができます。

「えーこんな傾斜面に家建てちゃうんだ」とか「毎日この景色をみて生活してるんだ」とか、
人の生活を想像するのが楽しいのです。

ドイツはとにかく民家のサイズが大きいですね。
郊外の一軒家なら部屋は10コくらいあるんじゃないかと。サウナや地下室が付いていることも珍しくありません。

裕福な人ばかりではありません。いきつけのスーパーの前で、毎日あぐらをかいているおじさんがいました。
彼が抱えているボードをみてみると、「おなかが空いています。何かめぐんでください」と書いてありました。
じっと座って物乞いするよりは肉体労働でもしたほうがましなんじゃないかと思いますが(笑)
というかこのおっさん、丸々太ってるじゃねーか!

プロの物乞いはほおっておくとして・・・
バンベルクで生活している間、私は大学に通い文献を集めつつ、週1回以上のペースで電車の旅をして、城をめぐりました。
お金がないなりに結構いろいろなところを調査できたと思います。貴重な体験です。

当時すでに27歳でしたが、「お城を研究していて果たして食っていけるのか??」という恐怖心との戦いでした。
とはいえ、バンベルクからの帰郷後、カルチャーセンターに企画を売り込んで「ドイツのお城に特化した教養講座」を、おそらく全国で初めて開講することができました。
一度実績を作ってしまえばこっちのもの。新しい企画をどんどん提案できるようになりました。
それは東京だろうと北海道だろうと変わりません。

この時私は、自分の活躍する舞台は自分で作り上げるものだと気が付きました。
仕事ってつくれるんだね。

29歳で初めて就職し組織人になりましたが、その気持ちに変化はありません。
幸い、自分から提案すれば受け入れてもらえる環境ですので、どんどんアイデアを出しています。
ただ、アウトプットばかり続けているといつかアイデアが枯渇するのでは・・という心配がでてきました。
またいつか世界を旅して、ひたすらインプットする日々を送ってみたいというのが最近の願望です。

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【告知】10月より札幌にて、建築と美術の講座を開講します!(2件)

札幌圏の皆さま、お待たせしました。
カルチャーセンターでの講座を10月より札幌で開講することになりました。
苫小牧から始まって、東京に飛び、しばらくの中断を経てようやく地元札幌で講座を始めることができました。
道新文化センター、NHK文化センターの2か所でそれぞれ行います。どうぞよろしくお願いいたします。

★コアなお城講座を聞きたい方は道新へ!
「ドイツ・ルネサンス お城と美術の世界」
ドイツ・ルネサンスとは何でしょう。レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロが活躍したイタリア・ルネサンスは有名ですが、その影響はアルプス以北にもみられます。しかしドイツのルネサンスは、単なるイタリアのコピーにとどまらず、独自に発展しました。講座では、主にドイツで生まれた美術、そしてお城を中心とする建築について、講師が現地で調査した経験を交えて紹介します。

カリキュラム
第1回 ・ルネサンスの芸術と建築 ・北方ルネサンス:デューラー、ブリューゲルなど ・印刷術による情報革命 芸術への影響 ・デューラーの『築城論』とスイスのムノート城

第2回 ・ドイツルネサンス城館の建築様式 中世との違い ・世俗建築の共通点:ローテンブルクなど ・ドイツのお城探訪:エルツ城、ノイシュヴァンシュタイン城、お城とワインなど

第3回 ・宮廷画家クラーナハの仕事:宗教改革の「顔」、華奢なヴィーナス ・学問と芸術のパトロン ザクセン選帝侯の築城:アルブレヒト城など

第4回 ・ルネサンス城館の傑作ハイデルベルク城 ・建築家と城主のプロパガンダ ヨハニスブルク城の建築書 ・ドイツ生活体験記 ・まとめ

詳細・お申込みはコチラ(道新文化センター札幌教室)

★建築と美術について基本を学びたい方はNHKへ!
「様式でたどる 西洋絵画と建築入門」
ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロック…。西洋の絵画と建築を鑑賞するときによく聞く「様式」ですが、こうした枠組みは便利な反面、それぞれの特徴を知っていないとかえって理解が難しくなってしまいます。講座では、これらの様式の特徴について基本的なところから説明し、代表的な作例を一緒に鑑賞して理解を深めていきます。

第1回 古代~初期中世:ギリシア・ローマ・ビザンツ・カロリング美術
第2回 中世:ロマネスクとゴシックの教会建築、城郭建築
第3回 ルネサンス1:イタリアルネサンスの建築と絵画
第4回 ルネサンス2:北方ルネサンス(ドイツ・フランドル)の建築と絵画
第5回 近世:バロックとロココの建築と絵画、絵画の独立
第6回 近代:ネオゴシック・ネオルネサンス―焼き直しの建築様式

詳細・お申込みはコチラ(NHK文化センター札幌教室)

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お城情報、つぶやきまとめ その3

お蔭さまでブログ2周年を迎えました!
私の活動報告と、お城&ドイツ情報を中心に、これからもほそぼそと投稿続けていきたいと思います。
最近は日本の城ブームが続いていますが、ヨーロッパのお城も流行らせるぞ!おー。

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以下、これでもかとお城情報集めました第三弾です。














































































みなさんからのお城情報、お待ちしております。
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【書評】『中世ヨーロッパの城の生活』

今回紹介するのは、ヨーロッパのお城本としてはベストセラーとなっている、
ジョゼフ・ギース、フランシス・ギース著、栗原泉訳『中世ヨーロッパの城の生活』講談社学術文庫、2005年。


本書は保存状態の良好なウェールズのチェプストー城を中心として、城での生活や風習を史料に基づき明らかにするものです。
城郭そのものの構造とともに、そこで暮らした騎士たち、そして奥方たちや曲芸師についてまで描かれており、中世の生活史の全体像までも明らかにするような、視野の広さを持っています。
いわゆる歴史学的な内容ですが、とても読みやすく構成されています。

ここで私が注目するのは、最終章での「城の衰退」に関する描写。
しばしば歴史の本では、中世末期に火薬という新兵器の登場により城の時代が急に終焉を迎えたかのように書かれがちですが、本書ではそのような脚色はせず、冷静に歴史の推移を見つめています。

しかし、城は新兵器が登場したために衰退したわけではないし、新兵器だけが城を衰退させたわけでもない。厚い石造りの城壁は大砲の砲丸にも耐えることができたし、砲台として使えば有利なこともあったのだ。城も騎士も、銃火器が登場したことでただちに戦場から退場を余儀なくされたわけではなく、十六世紀、あるいはそれ以降も戦争で一定の役割を果たし続けた。チェプストー城では十七世紀になってから、一部の塔の矢狭間が銃器用に改修され、南の城壁に厚みが加えられてマスケット銃用の狭間が取り付けられたし、城門に大小ふたつの鍵穴形砲門が設けられている。(本書283頁)



「中世の城」は、十六世紀以降にもゆるやかに変化を続け、実質的な役割を果たし続けていたことが、ここで明らかにされています。
城郭の時代というのは決して中世に限られないのです。そのことをしっかりと伝えている本書は、歴史の本としてはとても真実味があると思います。

ジョゼフ・ギース、フランシス・ギース著、栗原泉訳『中世ヨーロッパの城の生活』講談社学術文庫、2005年。

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プロフィール

Ume

Author:Ume
ドイツのお城を専門に研究している珍しい人。著者についてはこちらもご覧ください。Facebookページはこちら、ツイッターはこちら(ブログ更新情報をお届け)。講演・執筆依頼など、メールフォームやコメント欄から気軽にご相談ください。
ブログのロゴが付いた写真は筆者自らが撮影したものです。無断転載・加工はご遠慮ください。

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