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ロンネブルク城 その1 ―中世とルネサンスの混濁―

城郭の時代を中世(1500年以前)とする見方は広く定着していますが、実際は、そんなこともありません。
16世紀以降も中世城郭が、新しい建築様式を伴って生き続けたのです。
そうした例は枚挙にいとまがありませんが、今回はロンネブルク城を取り上げましょう。
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マインツ大司教が13世紀頃に、シュペサルト地域とゲルンホイザー地域へ進出する足掛かりとして建設したと考えられています。

フランクフルトからローカル電車に乗って、ハーナウからバスに乗り継いでいきました。
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ロンネブルク城のおひざもとまでやってきました。
馬糞のにおいがする、のどかな町でした。

・・・・あれ、民家の庭にお馬さんがいるぞ。
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不思議なこともあるもんだと思いつつ、お城を目指して山を登りました。

・・・・あれ、お城があちらにある。違う山を登ってしまった!
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泣く泣く下山して、また登りました。お城にたどり着いた時にはもう脚が棒。
ですが、日本人がなかなか行けないお城をまわるのが楽しいのです。開拓者精神です。
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門をくぐると、受付があります。受付で何ユーロか支払うと、あとは自由に城の中を見学できます。

防御回廊。壁の内側で守備兵が自由に行き来するための廊下で、このあたりは中世っぽいですね。
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中庭には14世紀からある主塔が立っています。四方向に窓が付いている様は独特ですが、塔の横の出窓も独特です。
明らかに塔の壁よりも新しいつくりです。そう、出窓が流行したのは16世紀。ルネサンスの時代の建物が、中世の建物と一体化しているのです
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主塔を登ってみると、周辺の田園風景を一望できます。これは支配者の特権ですわ。
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次回は、内部の様子もお伝えしたいと思います。


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